岸田首相 訪日観光客受け入れ 来月から再開を表明へ

新型コロナの水際対策をめぐって、岸田総理大臣は、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを26日にも表明する方針です。

新型コロナの水際対策をめぐって政府は、来月1日から1日あたりの入国者数の上限を、今の1万人から2万人に引き上げることにしています。

また、入国者に対する検疫措置もこれまで入国時に行われた検査の陽性率など流入リスクに応じて緩和する方針で、今週、リスクに応じた3つのグループわけを公表することにしています。

こうした中で、岸田総理大臣は、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを26日にも表明する方針です。

観光客は、上限2万人の枠の中で受け入れ、感染拡大を防ぐために、添乗員付きのツアー客などに限定する案が検討されているということです。

国内での感染拡大を防ぐため、政府は、海外と比べても厳しい水際対策をとってきましたが、経済社会活動との両立を図りたいとして、入国者数を段階的に増やしていて、観光目的での入国が再開されれば、およそ2年ぶりとなります。