福島県 内堀知事が新型コロナに感染 PCR検査で陽性判明

福島県は22日、内堀知事が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

これは22日夜、福島県が緊急で記者会見を開いて発表しました。

それによりますと、内堀知事は今月16日に福島市内の飲食店で4人で会食し、今月18日にこのうちの1人の感染がわかりました。

この際、濃厚接触者にあたらないと判断しましたが、念のため在宅勤務に切り替えていたということです。

19日に医療機関で行ったPCR検査では「陰性」だったということですが、23日からの通常勤務の復帰に向けて22日午前改めてPCR検査を実施したところ、「陽性」が判明したということです。

これまでのところ、内堀知事に発熱やせきなどの症状はなく自宅で療養するということで、今後の復帰の時期は保健所の指示に従うということです。

県によりますと、内堀知事は公務との日程調整がつかないため、3回目のワクチン接種をまだしていなかったということです。

内堀知事は「誰もが感染する可能性がある。感染を拡大させないためにも一人一人が警戒を緩めることなく引き続き基本対策に取り組むようお願いします」とコメントしています。