原因不明の急性肝炎 国内で16歳以下の12人が同様症状で入院

欧米で幼い子どもを中心に報告が相次いでいる、原因不明の急性肝炎について、厚生労働省は国内で新たに16歳以下の子ども12人が同様の症状で入院していたことが確認されたと発表しました。

厚生労働省によりますと、国内で16歳以下の子ども12人が原因不明の急性肝炎と診断されて入院していたことが、自治体からの報告で新たに分かったということです。国内で原因不明の急性肝炎の疑いがあるとして先月以降報告された子どもは、合わせて24人になりました。

肝臓移植をしたケースはなかったということですが、詳しい病状や居住地、年齢などは明らかにしていません。

ECDC=ヨーロッパ疾病予防管理センターのまとめでは、今月19日時点でイギリスやアメリカなど31か国で合わせて621人の原因不明の急性肝炎の患者が報告されているということです。

WHO=世界保健機関が今月10日時点で明らかにしたデータによりますと、海外で検査を行った患者のおよそ70%から下痢やおう吐などを引き起こすアデノウイルスが検出されていて、国内でも今のところ2人から検出されているということです。また、2人は新型コロナウイルスに感染していたということです。

厚生労働省は関連を調べるとともに、引き続き自治体に対して同様の症状の患者がいれば報告するよう求めています。