米 マクドナルド 撤退のロシア事業 現地オーナーに売却で合意

アメリカのハンバーガーチェーン大手、マクドナルドは19日、撤退を決めたロシアの事業をフランチャイズ契約を結ぶ現地のオーナーに売却することで合意したと発表しました。

極東シベリアで25の店舗を運営するアレクサンドル・ゴボル氏がロシア国内にあるマクドナルドのすべての店舗を引き継ぎ、新しいブランドで運営していくということです。

売却の金額は明らかにしていませんが、規制当局の承認などを得たうえで今後、数週間で取り引きを完了する見込みだとしています。

マクドナルドはソビエト時代の末期、1990年にモスクワに進出し、熱狂的な人気を集めましたが、ウクライナへの軍事侵攻を受けて今月16日、ロシアの事業からの撤退を発表していました。