ウクライナ支援で3億ドル追加借款 首相 日米首脳会談で説明へ

ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを支援するため政府は3億ドルの借款を追加で行う方針を固めました。岸田総理大臣は来週予定されている日米首脳会談で説明し、G7=主要7か国で結束してウクライナへの支援を継続していくことを確認したい考えです。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、政府はウクライナや周辺国に対し人道面や財政面での支援を続けています。

政府はさらに必要な支援について具体的な検討を続けていて、これまでにウクライナに対する財政支援の一環として3億ドルの借款を追加で行う方針を固めました。

すでに表明している3億ドルと合わせてウクライナへの借款は6億ドル、日本円でおよそ770億円規模となります。

岸田総理大臣は来週予定されている日米首脳会談でバイデン大統領に説明し、G7=主要7か国で結束してウクライナへの支援を継続していくとともに、ロシアに対するさらなる制裁も含め圧力を強めていくことを確認したい考えです。