首相 物価上昇緊急対策に伴う補正予算案 早期成立へ協力求める

岸田総理大臣は政府与党連絡会議で、物価上昇の緊急対策に伴う今年度の補正予算案について、国民生活を守るため万全の備えを固めたいとして、今の国会での早期成立に向けた協力を求めました。

この中で岸田総理大臣は、物価上昇の緊急対策に伴う今年度の補正予算案について、17日に決定すると説明したうえで「今の国会で成立を図り、国民生活を守り抜くため万全の備えを固めたい。補正予算と残る法案の早期成立に向け緊張感を持って臨んでいく」と述べました。

また来週、アメリカのバイデン大統領との首脳会談や、日米豪印4か国のクアッド首脳会合などが予定されていることに触れ「ウクライナ情勢への連携を確認することに加え、日米同盟のさらなる強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた成果につながるよう、全力で取り組んでいく。対面での首脳外交を積極的に展開し、平和秩序や自由と民主主義を守り抜く新時代リアリズム外交を本格的に動かしていく」と述べました。

そして「内外の課題は山積している。引き続き自民党と公明党の固い結束のもと、国民の声に真摯(しんし)に耳を傾け政策を前に進めることで結果を出していきたい」と述べました。