岸田首相 本土復帰50年を前に沖縄訪問 戦没者墓苑で献花し追悼

岸田総理大臣は、15日の本土復帰50年に合わせて沖縄県を訪れ、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で献花し、先の大戦の犠牲者を追悼しました。

岸田総理大臣は15日の沖縄本土復帰50年を前に、14日、総理大臣に就任後、初めて沖縄県を訪れ、糸満市の平和祈念公園にある国立沖縄戦没者墓苑で献花をして先の大戦の犠牲者を追悼しました。

また、3年前に主要な建物が全焼した首里城も訪れ、再建工事に向けた準備状況を視察しました。

このあと岸田総理大臣は記者団に対し「沖縄は先の大戦で悲惨な地上戦の舞台となり、県民は筆舌に尽くしがたい大変な苦難を経験された。戦後も復帰まで長い年月を要し、多大なご苦労を経験されており、こうした歴史は決して忘れてはならない。沖縄の新しい時代を切り開くためにしっかりと協力していきたい」と述べました。

また、首里城の再建について「首里城は沖縄県民にとって誇りであり、国民的な歴史文化資産だ」と述べ、ことし11月に正殿の本体工事に着工し、起工式を11月3日に行う方針を示しました。

このあと、岸田総理大臣は沖縄県議会の議員らと面会し、県議会側がアメリカ軍普天間基地の早期閉鎖と返還やアメリカ軍専用施設の大幅な整理縮小などを求める意見書を提出したのに対し「時間をかけて分析する」と述べました。

岸田総理大臣は、15日は宜野湾市で本土復帰50年に併せて開催される記念式典に出席する予定です。