トライアスロン世界シリーズ男子 東京五輪出場の小田倉真は9位

横浜市で開かれたトライアスロンの世界最高峰、世界シリーズの大会で、男子は去年の東京オリンピックに出場した小田倉真選手が日本選手トップの9位に入りました。

海外のトップ選手を招いて横浜市で開催された世界最高峰の世界シリーズは、山下公園周辺のコースを舞台に行われ、男女ともに1.5キロを泳ぐスイムと、40キロを自転車で走るバイク、10キロを走るランの合わせて51.5キロで争われました。

このうち東京オリンピック代表の小田倉選手とニナー賢治選手が出場した男子はスイムから続くバイクで40人近い大集団となりました。

バイクを終えて集団の後方だった小田倉選手は、最後のランに入ったあと徐々に順位を上げると、最後の直線ではスパートで前の選手をかわし、詰めかけた観客を沸かせました。

小田倉選手は1時間45分2秒のタイムで日本選手トップの9位でフィニッシュし、ニナー選手は最後のランで苦しい走りとなり、27位に終わりました。

優勝は東京オリンピックの銀メダリストでイギリスのアレックス・イー選手でした。

一方の女子は東京オリンピック代表の高橋侑子選手と岸本新菜選手らが出場し、このうち高橋選手はバイクで先頭集団に大きく引き離されたことが響き、日本選手トップとなったものの1時間57分35秒のタイムで20位でした。

また、岸本選手はバイクでほかの選手の転倒に巻き込まれて落車したものの、同じく落車で棄権した東京オリンピックとは違い、今回は完走して32位という結果でした。

優勝は東京オリンピックの銀メダリストでイギリスのジョージア・テイラーブラウン選手でした。

小田倉真「最後の最後まで振り絞った」

男子で日本選手トップの9位に入った小田倉真選手は勝負のポイントとなった最後のランについて「周りの選手と比べて自分は今どの位置にいるのか自信がなかったこともあり最初はゆっくりと様子を見て、行けそうだなと思ったのでペースを上げた。最後の最後まで振り絞った」と振り返りました。

東京オリンピックのあと3か月休養して引退も考えたということで「『パリオリンピックに』と決めないで、第2のトライアスロン人生のスタートを切らせてもらった。今大会では10位以内を目標にしてそれが達成できたので、また休みながら次の目標を考えたい」と話し、一つずつ目標を刻んでいく考えを示しました。

高橋侑子「自分ができることはすべて出し切った」

女子で日本選手トップの20位となった高橋侑子選手は「流れに乗れなかったのは悔しい点ではあったが、きょう自分ができることはすべて出し切った。この先どうしなければいけないかというのが見えてきたレースだった」と手応えを話しました。

そして、今後の目標について「東京オリンピックに選手として出てみて、オリンピックの魅力というのを身をもって感じたので、世界と戦える日本代表の選手として成長していきたい」と話していました。