京都府南部「地震活動が活発化 1、2か月は注意を」地震調査委

京都府南部を震源とする地震が相次いでいることについて、政府の地震調査委員会は、ことし3月末以降、震度1以上の揺れを観測する地震が10回を超え、活動が活発になっているとして、今後1、2か月は同程度の規模の地震に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、京都府南部ではことし3月31日から13日午後9時までに震度1以上の揺れを観測する地震が14回発生し、3月31日と今月2日にはいずれもマグニチュード4.4の地震が起きて京都市や亀岡市で震度4の揺れを観測しました。

一連の地震活動について、政府の地震調査委員会は13日開かれた定例の会合で、京都府南部で続いている地震は深さ12キロから15キロほどの地殻内で発生した「横ずれ」と呼ばれるタイプで、3月末の地震以降、地震活動は活発になっているとの見解を示しました。

震源は京都市の西を通る「京都西山断層帯」の北西側付近に集中していますが、関連など詳しいメカニズムは分かっていないということです。

京都府南部では1999年2月から3月にかけても地震が相次ぎ、この時もマグニチュード4程度の地震が起きたほか、過去には活動が数か月続いた例もあるとしています。

このため地震調査委員会は今後1か月から2か月は同じ程度の規模の地震に注意するよう呼びかけています。
地震調査委員会の委員長で東京大学の平田直名誉教授は「今回の震源周辺では地震が続発することで知られ、活動はまだ活発なことから場合によってはマグニチュード4を超える地震が起きて、揺れが強まる可能性もある。京都府を含め近畿地方は活断層が多く、地震が起きやすい場所であることを認識して身の回りの備えを進めてほしい」と呼びかけています。