G7外相会合 ウクライナの領土と主権支持 引き続き支援確認

ドイツで開かれているG7=主要7か国の外相会合で、ロシアの軍事侵攻をめぐって協議が行われ、ウクライナの領土と主権の一体性を支持し、引き続き、経済・財政面や防衛面などで支援していくことを確認しました。

G7の外相会合では、日本時間の13日夕方から、ウクライナのクレバ外相や隣国、モルドバのポペスク外相も加わって、ロシアの軍事侵攻をめぐって協議が行われました。

そして、ウクライナの領土と主権の一体性を支持し、引き続き、経済・財政面や防衛面に加え、今後の復興も含めて支援を行っていくことを確認しました。

また、モルドバをはじめとする周辺国による避難民の受け入れをたたえ、モルドバを支援していくことも申し合わせました。

さらに、軍事侵攻の影響で物価が高騰する中、すべての人々が食料やエネルギーへのアクセスを確保できるようあらゆる取り組みを支援し、追加的な資金供与を行っていく決意を共有しました。

一方、林外務大臣は、これまでの日本の取り組みを紹介し、ウクライナや周辺国への人道面や財政面の支援を着実に実施するとともに、引き続き必要な支援を検討していく考えを伝えました。