3月の景気動向指数 “まん延防止” 解除で2か月連続の上昇

内閣府が発表した、ことし3月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が2015年を100として97.0となり、前の月を0.2ポイント上回って、2か月連続で上昇しました。

「まん延防止等重点措置」の解除に伴って、家電量販店やデパートなどの販売額が回復したことが要因です。

指数の動きから機械的に導かれる景気判断は、「改善」という表現で据え置かれました。

また、景気の先行きを示す「先行指数」は、前の月を0.9ポイント上回り、3か月ぶりの上昇となりました。