立民と共産 参院選1人区での候補者一本化 限定的に行う方針

夏の参議院選挙をめぐり、立憲民主党と共産党は、懸案となっていた政権交代を実現した場合の連携の在り方については棚上げしたうえで、1人区での候補者の一本化は、勝利する可能性が高い選挙区を優先して、限定的に行う方針で一致しました。

立憲民主党の西村幹事長と共産党の小池書記局長は9日、国会内で会談し、夏の参議院選挙での協力について協議しました。

会談では、去年の衆議院選挙の際に結んだ政権交代を実現した場合の連携の在り方をめぐる合意について「現在、存在しない」とする立憲民主党と、「維持すべきだ」とする共産党の間で折り合いがつかず、夏の参議院選挙では議論を棚上げすることを確認しました。

そのうえで、選挙全体の勝敗を左右するとされる、定員が1人の1人区での候補者の一本化は、与党の候補に勝利する可能性が高い選挙区を優先して、限定的に行う方針で一致しました。

ただ、今回の選挙で共産党は、立憲民主党の現職が立候補を予定している1人区には候補者を擁立していないため、実際に候補者調整が行われるのは、ごく限られた選挙区にとどまる見通しです。