松野官房長官 北海道のアイヌ文化発信拠点「ウポポイ」を視察

松野官房長官は8日、北海道にあるアイヌ文化発信の拠点となる施設を訪れました。

政府のアイヌ政策推進本部長を務める松野官房長官は8日、北海道白老町にあるアイヌ文化発信の拠点となる施設、「ウポポイ」を訪れました。

訪問は、去年10月の就任後初めてで、アイヌ民族の遺骨が納められた慰霊施設や博物館などを視察したほか、アイヌ文化の保存に取り組む関係者らと車座で意見を交わしました。

松野官房長官は、「アイヌの人々が民族としての名誉と尊厳を保持し、次世代に継承することは、共生社会の実現のために重要だということを再認識した。アイヌの人々に寄り添いながら着実にアイヌ政策を進めていきたい」と述べました。

一方、松野官房長官は北海道の鈴木知事と会談しました。

鈴木知事は、知床半島沖での観光船の沈没事故を受け、再発防止策の検討などを国と連携して進めていきたいという考えを伝えました。

これに対し松野官房長官は、小型船舶の安全対策を検討するために国土交通省に設けた委員会を今週中にも開催して、船舶検査の実効性の向上などについて、議論を始める方針を説明しました。