外相 パラオ大統領と会談「自由で開かれたインド太平洋」連携

太平洋の島しょ国、パラオを訪れた林外務大臣は、ウィップス大統領と会談しました。
林大臣は、中国と南太平洋のソロモン諸島が結んだ安全保障に関する協定に懸念を伝え、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化していくことで一致しました。

7日のフィジーに続いて、8日パラオを訪れた林大臣は、ウィップス大統領との会談で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を強く非難し、国際秩序の根幹が揺らぐ中、基本的価値を共有する国々の結束が重要だと指摘しました。

また、中国と南太平洋のソロモン諸島が結んだ安全保障に関する協定について、林大臣が地域の安全保障環境に大きな影響を及ぼすおそれがあるとして懸念を伝え、ウィップス大統領も同様の認識を示しました。

そして、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて両国の連携を強化していくことで一致しました。

林大臣は記者団に、「短い訪問だったが大変有意義な議論ができた。太平洋島しょ国の課題について認識を新たにしたので、アメリカをはじめとする同志国の間で、島しょ国の持続可能な発展に向け具体的な協力を幅広く進め、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けてともに取り組んでいきたい」と述べました。