韓国次期大統領の就任式 林外相が岸田首相の特使として出席へ

韓国の次期大統領の就任式が来週行われるのを前に、政府は林外務大臣が岸田総理大臣の特使として出席すると発表しました。
林大臣は日本の一貫した立場に基づき、日韓関係の改善に向け、新政権と緊密に意思疎通を図る考えを示しました。

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領の就任式が、今月10日に行われるのを前に、政府は持ち回りの閣議で、林外務大臣を岸田総理大臣の特使として派遣することを正式に決め、発表しました。

林大臣は今月9日と10日の2日間、韓国を訪れ、ユン次期大統領の就任式に出席するほか、ユン氏を含め新政権の要人らと会談する方向で調整を進めています。

林大臣は外務省で記者団に「北朝鮮への対応を含め、地域の安定にとって、日韓、日米韓の連携は不可欠だ。日韓関係は、旧朝鮮半島出身労働者問題や、慰安婦問題などにより、非常に厳しい状況にあるが、このまま放置することはできない」と述べました。

そのうえで「国と国との約束を守ることは国家間の関係の基本で、日韓関係を健全な関係に戻すべく、日本の一貫した立場に基づき、ユン次期大統領をはじめ、新政権と緊密に意思疎通をしていく考えだ」と述べました。