米ブリンケン国務長官 新型コロナ陽性

アメリカ国務省はブリンケン国務長官が新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったと発表しました。バイデン大統領は濃厚接触者には当たらないということです。

アメリカ国務省は4日、声明を発表し、ブリンケン国務長官が新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったと明らかにしました。症状は軽いということでアメリカCDC=疾病対策センターなどの指針に従い、当面自宅で隔離をしながらオンラインで業務を続けるとしています。

ブリンケン長官はアメリカとASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議が今月12日から開かれるのを前に5日、対中国戦略についてワシントン市内の大学で演説する予定でしたが、陽性が明らかになったことを受け延期されました。

またアメリカ国務省はブリンケン長官はバイデン大統領とはここ数日対面で会っておらず、大統領はCDCの指針による濃厚接触者には当たらないとしています。

バイデン政権ではことし1月にオースティン国防長官、先月26日にはハリス副大統領の陽性が明らかになっています。