東京スカイツリー 大型連休3年ぶりの営業でにぎわう

緊急事態宣言のない大型連休、東京スカイツリーは3年ぶりの営業となり、家族連れなどでにぎわっています。

東京・墨田区の東京スカイツリーは、去年とおととしの大型連休は緊急事態宣言を受けて営業を中止していましたが、ことしは3年ぶりの営業となりました。

混雑緩和のため、営業開始を1時間早め、午前9時になると、家族連れなどが列を作りエレベーターへ向かいました。

地上350メートルの展望デッキでは、訪れた人たちがその高さに驚きの声を上げたり、都内を一望できる見晴らしを楽しんだりしていました。

父親の77歳の喜寿のお祝いとして石川県から親子3代で訪れた40代の男性は「眺めのよさは想像以上でした。父親も高齢なので感染には十分注意しながら旅行をしています」と話していました。

また、栃木県から訪れた30代の母親は「まだ緊張しながら行動しています。連休の遠出はこれで終わりにして、あとは密を避け子どもたちと地元の公園で遊びます」と話していました。

東京スカイツリータウン広報事務局の小杉真名美課長は「ことしの大型連休は3年ぶりに笑顔を見ることができうれしく思います。安心して訪れてもらえるよう感染対策を継続したい」と話していました。

東京スカイツリーは、2日をのぞき今月5日まで通常よりも1時間早い午前9時から営業しています。