日英 情報通信分野での協力で合意 「5G」活用の共同研究など

イギリスを訪問している金子総務大臣はデジタル政策担当のロペス閣外相と会談し、高速・大容量の通信規格「5G」を地域の医療や農業に活用するための共同研究を行うなど、情報通信分野で具体的な協力を進めていくことで合意しました。

イギリス・ロンドンを訪問している金子総務大臣は、日本時間の29日夜、デジタル政策などを担当するロペス閣外相と会談し、日英両国が情報通信分野で具体的な協力を進めていくことで合意しました。

この中では、高速・大容量の通信規格「5G」を遠隔地医療や農業の効率化といった地域の課題解決につなげるための共同研究を行うとしています。

また、インターネット上でのいわゆる「フェイクニュース」の問題が指摘される中、デジタル空間の安全性や信頼性を確保していくことで一致したほか、個人情報などのデータを取り扱うための国際的なルール作りで協力していくことを確認しました。

政府としては、情報通信の分野で急速な技術開発を進める中国を念頭に、欧米と協力関係を深めることで、5Gの普及などで国際的な主導権を確保するねらいもあるものと見られます。

会談のあと、金子大臣は記者団に対し「国際情勢が不安定化する中、通信ネットワークのオープン化、サイバーセキュリティー、信頼性のある自由なデータ流通など、日英でより緊密に連携していきたい」と述べました。