成長分野への大規模投資呼び込みへ 経産省が新たな産業政策

経済産業省は新たな産業政策の柱をまとめる方針です。デジタル化やバイオテクノロジーなど成長分野への大規模な投資を呼び込み、2030年には2020年との比較で1.5倍にあたる年間172兆円の投資目標をかかげることがわかりました。

経済産業省は「経済産業政策の新機軸」と題して新たな産業政策の柱を近く、まとめる方針です。

このなかで停滞している成長投資をほかの先進国を超えるペースに拡大し、2030年には2020年との比較で1.5倍にあたる年間172兆円の投資目標をかかげることがわかりました。

具体的には人材育成や技術開発支援などを行うことで半導体やバイオテクノロジーを活用したものづくりに官民でそれぞれ年間3兆円の投資を実現するとしています。

また、革新的なビジネスを目指すスタートアップ企業を増やすため、▽起業家の発掘プログラムの拡充や▽創業時に個人保証を必要とせずに融資が受けられる仕組みづくり、さらに▽法律面の相談支援など環境を整えることにしています。

働き方や雇用の面では2030年までに▽すべての企業が副業・兼業を容認するよう後押しするほか▽海外からの経営・管理人材を現在の倍以上の20万人に増やすことを目指します。

各国も成長に向けて積極投資を続けるなか、引き続き厳しい競争環境が続きそうです。