米とウクライナの駐日大使 日本で暮らす避難民の生活支援へ

ウクライナから日本へ避難する人たちの受け入れが進む中、アメリカとウクライナの駐日大使が記者会見し、日本で暮らす避難民の生活を支援していく考えを強調しました。

日本に駐在するアメリカのエマニュエル大使と、ウクライナのコルスンスキー大使は21日、ウクライナから避難してきた女性や子どもなど20人余りと面会したあと、都内のアメリカ大使公邸で記者会見を行いました。

このなかでエマニュエル大使は「多くの子どもたちが、祖国にもたらされた暴力や破壊によって、日常から引き離された。母親や祖父母たちは、子どもたちが心の安定を取り戻せるように、いつものようにふるまおうと努めていた」と、面会した避難者たちの様子を説明しました。

そのうえで「避難民たちが自由に移動でき、必要なものを買えるようにしなければならない」と述べ、日本で暮らす避難民たちを支援するためにウクライナ大使館と共同でクラウドファンディングを立ち上げインターネットを通じて寄付を募る考えを明らかにしました。
また、コルスンスキー大使は、避難民には、一時的であっても日本社会の一員となるよう助言しているとしたうえで「彼らは今後、二国間の懸け橋となるだろう」と述べました。

さらに、ウクライナ東部の要衝、マリウポリの状況について「私たちは負けない。マリウポリが一時的にロシア側に掌握されたとしても、必ず取り返す」と述べました。

出入国在留管理庁によりますと、ウクライナから日本への避難民は今月19日時点で664人に上っていますが、避難の長期化を見据え、就労や教育などを、どのように支援していくかが課題となっています。