台風1号 小笠原諸島 非常に強い風のおそれ 厳重に警戒を

大型で強い台風1号は、小笠原諸島を暴風域に巻き込みながら北上しています。小笠原諸島ではこのあとも非常に強い風が吹くおそれがあり、暴風や高波、土砂災害に厳重に警戒し、頑丈な建物の中で安全を確保するようにしてください。

気象庁によりますと、大型で強い台風1号は午後5時には父島の北180キロの海上を1時間に40キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。

中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

この時間、小笠原諸島の父島が暴風域に入っています。

また、これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、小笠原村には土砂災害警戒情報が出されています。

非常に強い風・しけに厳重警戒を

台風の接近に伴って小笠原諸島ではこのあとも風が非常に強い状態が続き、最大風速は28メートル、最大瞬間風速は40メートルと予想されています。

また、台風から離れた伊豆諸島や関東の沿岸でも16日にかけて風が強く、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。

海上はうねりを伴って波が高く、小笠原諸島では15日いっぱいは8メートルの大しけが、伊豆諸島や関東でもしけが続く見込みです。

気象庁は暴風や高波、それに土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風にも注意を呼びかけています。
風や雨が強い間は、頑丈な建物の中で安全を確保するようにしてください。

父島 半数程度で停電

小笠原村によりますと、台風による暴風の影響で父島では15日朝から1200戸のうち、半数程度で停電が続いています。現在も復旧のめどは立っていないということです。

一方、これまでに暴風や大雨によるけが人や建物の被害の情報は入っていないということです。

村や東京都は、天候が回復しだい村内を巡回するなどして被害の状況を確認することにしています。