“ウクライナ緊迫化で詰め物素材高騰 支援策を” 歯科医師団体

ウクライナ情勢の緊迫化によって歯科の治療に使われる詰め物の素材が高騰しているとして、歯科医師で作る団体が、岸田総理大臣に補助金などの支援策を講じてほしいと要望しました。

歯科医師で作る政治団体、日本歯科医師連盟の高橋英登会長らは31日、総理大臣官邸で岸田総理大臣と面会しました。

そして、ウクライナ情勢の緊迫化によって歯科の治療に使われる詰め物の素材、パラジウム合金が高騰しているとして補助金などの支援策を講じてほしいと要望しました。

これに対し岸田総理大臣は「関係部署に伝達して対応する」と応じたということです。

面会のあと高橋会長は記者団に対し「パラジウム合金が高騰し全国の歯科医師が困っている。歯科医療を守るため対応してもらいたい」と述べました。