AR技術で「どこでもナマハゲ」体験サービス開始 秋田 男鹿

秋田県の伝統行事「男鹿のナマハゲ」を、AR=拡張現実の技術を活用してスマートフォンなどの画面上で体験できるサービスが始まりました。

サービスは、秋田県男鹿市や男鹿市観光協会などが作成し、31日、報道関係者に公開されました。

新型コロナウイルスの感染が拡大する前には、男鹿市にある「なまはげ館」にお面やわらで作った衣装を身につけて「ナマハゲ」を体験できるコーナーがありましたが、現在は感染防止対策のため中止となっています。

「男鹿のナマハゲ」をAR=拡張現実の技術を活用して非接触で体験できるサービスは、アプリを入れたタブレット端末やスマートフォンのカメラを通せば人の動きに合わせて画面の中のナマハゲが動きます。
また、お面を取ったり赤や青のお面に付け替えたりすることなども体験できます。

サービスを受けられるQRコードの読み取りは、男鹿市の「なまはげ館」か、イベント時のみに限られるということです。
男鹿市の佐藤博副市長は「ウィズコロナの時代に、非接触でどこでもナマハゲが体験できるサービスを始めたので、子どもから大人まで楽しんでもらいたい」と話していました。