G7首脳会議始まる ロシアへの圧力 どこまで強化できるかが焦点

G7=主要7か国の首脳会議がベルギーで始まりました。
アメリカのバイデン大統領や日本の岸田総理大臣がロシアに対する新たな制裁に言及するなか、会議ではG7として結束し、ロシアへの圧力をどこまで強化できるかが焦点です。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから24日で1か月となるなか、ベルギーの首都ブリュッセルでG7の首脳による対面での会議が、午後11時前から始まりました。

会議にはウクライナのゼレンスキー大統領がNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に続いてオンラインで一部、参加する予定です。

今回の会議に先立ってG7の議長国ドイツの政府高官は23日、会見し「われわれは必要に応じて制裁を強化することを強調したい」などと述べ、ロシアへの圧力強化やウクライナへの人道支援などが議題になるという見通しを示しました。

また、首脳会議の成果文書を発表する方向で調整しているということです。

会議に出席しているアメリカのバイデン大統領は訪問中にロシアに対する新たな制裁を発表するとしているほか、日本の岸田総理大臣も新たな制裁措置を行う考えを表明する方針です。

会議ではG7として結束し、ロシアへの圧力をどこまで強化できるかが焦点です。