露 ノーベル平和賞の編集長 ウクライナ支援で受賞メダル競売へ

ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」の編集長で、去年ノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラートフ氏は軍事侵攻で避難を余儀なくされたウクライナの人々の支援にあてたいとして、平和賞のメダルを競売にかける考えを明らかにしました。

ムラートフ氏が22日付けの新聞の電子版で表明したもので、この中で「私たちにできること」として「避難民や負傷者それに緊急の手当てが必要な子どもたちと大切で価値のあるものを分かち合うこと」とロシア語、英語、ウクライナ語の3か国語で記しています。

ムラートフ氏は政権に批判的な姿勢を貫き、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した先月24日には国内から反戦の声をあげる重要性を訴えました。