東京 コロナ 15人死亡 7836人感染確認 先週火曜より1000人余減

東京都内の15日の感染確認は、1週間前の火曜日より1000人余り少ない7836人でした。また、都は、感染が確認された15人が死亡したと発表しました。

東京都は15日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の7836人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の火曜日より1000人余り減りました。

15日までの7日間平均は8476.3人で、前の週の84.9%でした。

15日確認された7836人の年代別は、10歳未満が1770人、10代が1165人、20代が1096人、30代が1323人、40代が1268人、50代が649人、60代が250人、70代が153人、80代が121人、90代が40人、100歳以上が1人でした。

このうち「10歳未満」が全体の22.6%を占め最も多くなっています。

65歳以上の高齢者は405人で、全体の5.2%でした。

感染経路が分かっているのは3094人で、このうち最も多い「家庭内」は2117人と68.4%を占めています。

次に多い「施設内」は20.5%にあたる634人で、保育園と幼稚園で合わせて281人、小学校で197人、高齢者施設で55人の感染が確認されました。

また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、15日時点で14日より3人減って61人でした。

一方、都は、感染が確認された60代から100歳以上の男女合わせて15人が死亡したと発表しました。

15人のうち感染経路が分かっている人では高齢者施設が7人、病院内が2人、家庭内が1人、そして知人からの感染が1人でした。

また、15人のうち12人には基礎疾患がありました。

新型コロナ患者用の病床使用率 39.1%

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は40%を下回り、15日時点で39.1%になりました。14日から1.7ポイント下がっています。