伊勢神宮周辺に多くの家族連れ 「まん延防止」解除後初の休日

三重県に適用されていたまん延防止等重点措置が解除され、初めての休日を迎えた伊勢市の伊勢神宮周辺では、人出が増えて活気が戻ってきたといった声が聞かれました。

今月6日が期限だった「まん延防止等重点措置」は、東海3県では愛知と岐阜が延長になった一方、三重は解除されました。

解除後初めての休日を迎えた伊勢神宮の内宮周辺では午前中から駐車場は満車状態で、土産物店や飲食店が並ぶ通りには多くの家族連れなどの姿が見られました。

人力車を引いている40代の男性は「見るからに人出が増えたような気がします。にぎやかさも戻ってきたように感じます」と話していました。

参拝者のガイドをしている70代の男性は「重点措置の間は観光バスが来ず、どこか元気がなかったです。きょうは活気が出てきて、これまでと違った空気が流れていると思う」と話していました。

また、県内から訪れた40代の男性は「解除されて暖かく天気もよかったのでお守りを買いに来ました。気持ちも前向きになりますが感染の次の波が来るかもしれないので気をつけたいです」と話していました。