株価 大きく値下がり 世界経済先行きに警戒感強まる

11日の東京株式市場は、ロシアとウクライナの外相会談で停戦に向けた進展が見られず、世界経済の先行きに対する警戒感が強まったことなどから、株価は大きく値下がりしました。

日経平均株価、11日の終値は10日より527円62銭安い2万5162円78銭。

東証株価指数=トピックスは、30.49下がって1799.54。

一日の出来高は、14億2133万株でした。

市場関係者は「アメリカの消費者物価指数の上昇率がおよそ40年ぶりの高い水準になったことや、ウクライナとロシアの外相会談が開かれたものの停戦に向けた進展が見られなかったことから、インフレの加速や世界経済の先行きへの警戒感が強まり、値下がり幅は一時、700円を超える場面もあった」と話しています。