虐待疑いで児童相談所に通告の子ども 過去最多の10万8059人

去年1年間に虐待の疑いがあるとして全国の警察が児童相談所に通告した子どもは10万8059人と、これまでで最も多くなりました。
警察庁は、新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が続き、虐待が潜在化しているおそれがあるとして、対策をさらに強化しています。

警察庁によりますと、児童虐待の疑いがあるとして、警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは去年、全国で10万8059人と前の年よりも1068人増えて、これまでで最も多くなりました。

また、警察が検挙した児童虐待事件は2174件、被害者は2219人で、いずれも過去最多となっています。

虐待によって、54人の子どもが亡くなりました。

警察庁は、虐待の見落としを防ぐため、警察官が現場で確認した情報をもとに統一的に危険度を判断する仕組みを導入し、全国の警察で運用を始めています。

これは、子どものけがの有無や家庭環境など48のチェック項目をパソコンで入力すると危険度が4段階で自動的に判定されるということです。

警察庁は、新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が続き家庭内で虐待が潜在化しているおそれがあるとして、対策をさらに強化しています。