「まん延防止」解除初日の和歌山 繁華街には客の姿が

和歌山県に適用されていた、まん延防止等重点措置が7日から解除され、和歌山市の繁華街には少しずつ客足が戻り始めていました。

このうち、和歌山市の繁華街、新内地区では多くの店が通常どおりの営業時間に戻して店を開けていました。

市内に住む40代の男性は「これから1軒目です。今まではおとなしくしていましたが、ちょっと羽を伸ばしてみようかなと思って来ました。注意しながら楽しみたい」と話していました。

別の40代の男性は「和歌山は感染者が減っているので外食しても大丈夫だと思う。飲食業界も厳しいと思うので活気が戻ってほしい」と話していました。

また、市内の別の繁華街にあるカラオケスナックは、およそ1か月ぶりに店を再開しました。

店には早速常連客が訪れ、酒を飲むとき以外はマスクをつけて店主と会話を楽しんでいました。

訪れた女性客は「店のことも心配だったので再開が待ち遠しかったです。やっぱり来るとほっとします」と話していました。

店主の由里喜代子さんは「店を開けられるのはうれしいけど、先が全然読めないので、お客さんが戻ってきてくれるか不安です。感染が落ち着くのを待つしかないです」と話していました。