小学1年生の次男殺害容疑の母親 検察が精神鑑定へ

神奈川県大和市で小学1年生の息子を殺害したとして逮捕された母親について、横浜地方検察庁が刑事責任能力を調べる精神鑑定を行う方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

神奈川県大和市の派遣社員、上田綾乃容疑者(42)は2019年8月、自宅のアパートの部屋で、小学1年生だった次男の雄大くん(7)の鼻や口を塞いで窒息死させたとして、先月、殺人の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、調べに対し容疑を否認しているということです。

これまでの調べで、当時、雄大くんと同居の男性と3人で暮らしていましたが、その日は男性は外出していて、上田容疑者自身が「息子が胸が痛いと言って倒れた」と消防に通報したことが分かっています。

容疑者について、横浜地方検察庁は刑事責任能力を調べるため、近く「鑑定留置」を裁判所に請求する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

請求が認められれば専門家による精神鑑定が行われ、検察は鑑定結果などを踏まえて、その後の手続きについて判断するものとみられます。

一方、児童相談所によりますと、容疑者にはほかにも3人の子どもがいましたが、いずれも幼い頃に死亡しているということです。

雄大くんは、2回目の一時保護が解除されたあとに死亡していて、県が当時の対応を検証しています。