ウクライナからの国外避難150万人超 欧州で戦後最速のペース

UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は6日、ロシアによる軍事侵攻が始まってから10日間に、ウクライナから国外に避難した人の数は150万人以上に上ったと発表しました。UNHCRは「第2次世界大戦以降のヨーロッパで、最も速いペースで増え続けている危機だ」と指摘しています。

このうち、半数を超える88万人以上はポーランドに避難したということです。

このほかハンガリーがおよそ17万人、スロバキアが11万人以上、モルドバが8万人以上などとなっています。

UNHCRは、戦争が直ちに終わらないかぎり、数日以内にさらに数百万人が住まいを追われることになると警告しています。