東京都 コロナ28人死亡 1万2251人感染 先週木曜より約2100人増

東京都内の3日の感染確認は、1週間前の木曜日をおよそ2100人上回る1万2251人でした。
また、都は、感染が確認された28人が死亡したと発表しました。

東京都は、3日都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万2251人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の木曜日よりおよそ2100人増えました。

前の週の同じ曜日を2000人以上、上回るのは2月8日以来です。

3日までの7日間平均は1万1342.4人で、前の週の90.7%でした。

前の週を下回るのは20日連続です。

1万2251人の年代別は、
▽10歳未満が2155人、
▽10代が1511人、
▽20代が1944人、
▽30代が2071人、
▽40代が2079人、
▽50代が1210人、
▽60代が539人、
▽70代が345人、
▽80代が280人、
▽90代が112人、
▽100歳以上が1人、
そして年代が分からない人が4人となっています。

「10歳未満」が全体の17.6%を占め、最も多くなりました。

65歳以上の高齢者は939人で、全体の7.7%でした。

感染経路が分かっているのは4689人で、このうち最も多い「家庭内」は、72.3%を占める3390人でした。

次に多い「施設内」は16.5%にあたる773人で、
このうち
▽保育園と幼稚園で合わせて273人、
▽小学校で200人、
▽高齢者施設で151人の感染が確認されました。


また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、3日時点で2日より2人増えて70人でした。

一方、都は感染が確認された20代と40代、それに70代から90代の男女合わせて28人が死亡したと発表しました。

28人のうち、感染経路が分かっている人では
▽病院内で感染した人が9人と最も多く、
▽高齢者施設内で感染した人が6人でした。

また、28人のうち少なくとも24人は基礎疾患がありました。

病床使用率50.5%

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、2日から0.6ポイント下がって3日時点で50.5%です。