神奈川県 黒岩知事 6日期限のまん延防止措置「解除は難しい」

神奈川県の黒岩知事は、来月6日が期限となっているまん延防止等重点措置について、医療現場のひっ迫状況が大幅に改善されなければ解除は難しいという考えを示しました。

神奈川県では1日に発表される感染者数が6000人を上回り、28日時点の病床の使用率が70%を超えるなど、依然として厳しい状況にあります。

こうした中、黒岩知事は記者団の取材に対し、来月6日が期限となっているまん延防止等重点措置について「延長すべきかどうかまだ結論は出ていないが、医療現場のひっ迫が大幅に改善されなければ、解除は非常に難しいと思わざるをえない」と述べました。

また、延長を要請すべきかの判断を、首都圏の1都3県でそろえるかについて問われると「意見交換はしているがいずれもまだ態度を決めておらず、様子をみている状況だ。それぞれに考えもあるので必ず足並みをそろえなくてはいけないとは思っていない」などと述べ、近く県としての方針を明らかにする考えを示しました。