ウクライナ東部 病院付近で4人死亡“クラスター爆弾の可能性”

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ニューヨークに本部がある国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、親ロシア派が事実上支配している東部のドネツク州で病院の近くにミサイルが着弾し、民間人4人が死亡、医療従事者を含む10人がけがをしたと発表しました。

ヒューマン・ライツ・ウォッチが病院の医師などに確認したということで、現地で撮影された写真から、残虐な兵器として使用を禁止する国際条約があるクラスター爆弾が使用された可能性もあるということです。

担当者は「この攻撃で市民が死傷し病院が被害を受けた。ロシア軍は無差別に人々を殺傷する武器による違法な攻撃をやめるべきだ」と強く非難しています。