北京パラリンピック開幕まで1週間 日本選手団の本隊が出発

北京パラリンピックの開幕まであと1週間、大会に出場する日本選手団の本隊が25日午前、中国へ出発しました。

25日、成田空港から出発したのは日本選手団の主将を務め、2大会連続の金メダル獲得を目指すアルペンスキーの村岡桃佳選手や同じくアルペンスキーで4大会連続銀メダルの森井大輝選手など選手18人と関係者の合わせて43人です。

選手たちはリラックスした様子で搭乗の手続きをしたあと、笑顔で報道陣に手を振るなどして機内へ向かいました。

北京大会は去年夏の東京大会に続いてコロナ禍の中での開催となり、25日出発する予定だった日本選手1人は、24日のPCR検査で新型コロナウイルスに感染していることがわかり25日の出発を取りやめました。

JPC=日本パラリンピック委員会はこの選手の出場の可否は大会組織委員会などと協議のうえ対応するとしています。

日本は選手38人で臨んだ前回のピョンチャン大会では、金メダル3つを含め冬の大会では3番目に多い合わせて10のメダルを獲得し、今大会は29人の代表選手で臨みます。

北京パラリンピックは来月4日に開幕し、13日まで10日間の日程で6競技78種目が行われます。