NYダウ 一時800ドル超の急落 ウクライナ侵攻で売り注文膨らむ

24日のニューヨーク株式市場は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて売り注文が膨らみ、ダウ平均株価は一時、800ドルを超える急落になりました。

24日のニューヨーク株式市場では、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに投資家の間でリスクを避ける姿勢が強まり、取り引き開始直後から売り注文が膨らんでいます。

このため、ダウ平均株価は、一時、前日と比べて800ドルを超える急落になり、取り引き時間中としてはおよそ10か月ぶりに3万3000ドルを割り込みました。

市場関係者は「ロシアによるウクライナ侵攻が世界経済を含めて今後どういった影響を広げることになるのか、投資家の間でも見通しが立たず、市場の緊張感が増している。このため、株式を売って安全資産とされるアメリカ国債や金を買う動きが出て株価の急落につながっている」と話しています。