ニクソン訪中50年 中国「安定した発展の軌道に戻るよう望む」

アメリカと中国の国交樹立のきっかけになったニクソン大統領の訪中から21日で50年となったことに関連して、中国外務省は「過去の歴史から経験と知恵をくみとり、両国関係が健全かつ安定した発展の軌道に戻るよう望む」として、関係の改善を呼びかけました。

50年前の1972年2月21日、アメリカの当時のニクソン大統領が国交のなかった中国を訪問して両国は関係改善に動き出し、国交樹立のきっかけとなりました。

中国外務省の汪文斌報道官は21日の記者会見で「50年前、ニクソン大統領が中国を訪問して両国は歴史的な握手を実現し、長期的な断絶状態に終止符を打った」と述べ、訪問の意義を強調しました。

そのうえで現在の両国関係について「根本的な原因は、アメリカの一部の人々の中国に対する認識に著しい偏りがあり、中国を戦略的な競争相手や仮想の敵として抑え込もうとしていることにある」とアメリカ側を批判しました。

一方で汪報道官は「中国の発展は、中国の人々がよりよい生活を送るためのものであり、アメリカに挑戦し、取って代わろうとするためではない。アメリカには、過去50年間の歴史から経験と知恵をくみとり、両国関係が健全かつ安定した発展の軌道に戻るよう望む」と述べ、関係改善を呼びかけました。

中国は両国で記念のイベントを近く行うとしていますが、詳細は明らかにしていません。