北朝鮮 キム総書記 “党創立記念日までに野菜生産施設完成を”

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記が、国内で最大規模だとする野菜の生産施設の着工式に出席し、ことし10月の朝鮮労働党の創立記念日までに完成させるよう指示しました。
党のトップに就任してからことし4月で10年となる中、みずからの実績作りを進め、求心力を高めたいねらいがあるとみられます。

19日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記が、東部ハムギョン(咸鏡)南道で18日行われた野菜の生産施設の着工式に出席したと伝えました。

キム総書記は、演説で「生産能力は国内最大の工場と比べ2倍になる。理想に思っていた施設が目の前に完成すれば、人民を鼓舞する力になるだろう」と強調しました。

そのうえで、建設にあたる軍人に対して「いかなる戦略兵器よりも強力なわれわれの団結を、さらに強固にする最前線に立っていることを自覚しなければならない」と述べ、ことし10月10日の朝鮮労働党の創立記念日までに完成させるよう指示しました。

キム総書記としては、党のトップに就任してからことし4月で10年となる中、みずからの実績作りを進め、求心力を高めたいねらいがあるとみられます。