コロナ“発症前14日間に会食” 第5波の約2.6倍 都調査

東京都内で先月、新型コロナに感染した人のうち、発症する直前の14日間に飲酒を伴う懇親会などに参加していた人の割合は、第5波の去年8月のおよそ2.6倍と、大幅に増加していることが都が行ったアンケート調査で分かりわかりました。

都は、先月1か月間に都内で新たに感染が確認された人で、宿泊施設や自宅で療養をしている1万3898人を対象にアンケート調査を行いました。

その結果、発症する直前の14日間に飲酒を伴う懇親会などに参加したか、大人数・長時間におよぶ飲食を行ったと答えた人は3352人でした。

都は、去年も定期的に同じ調査をしていますが、第5波の去年8月は1272人で、先月は去年8月のおよそ2.6倍と大幅に増加しています。

先月の3352人のうち、最も多い世代は20代で、全体の40%余りの1396人となっていて、若い世代で感染リスクの高い行動をとる傾向が強いことがうかがえます。