モスフードサービスも フライドポテト一部商品の販売休止へ

フライドポテトの原材料の供給が、コロナ禍の世界的な物流網の混乱などで不安定となる中、ハンバーガーチェーンを展開する「モスフードサービス」は、10日から一部のフライドポテトの商品の販売を休止すると発表し、影響が広がっています。

発表によりますと、モスフードサービスは、全国の1200店舗余りで提供しているフライドポテトやポテトをセットにしたメニューなど、7つの商品の販売を10日から一時、休止します。

これらの商品には北米産の加工したジャガイモが原材料に使われていて、販売休止の理由について、会社では、新型コロナや天候不順の影響で世界的に物流に遅れが出ていることや、先月に入ってポテトの販売が伸び、十分な提供ができないと判断したためとしています。

販売再開は、来月中旬を見込んでいるということです。

フライドポテトをめぐっては、海外から原材料を調達しているほかの外食チェーンの間でも、コロナ禍での世界的な物流網の混乱などを受け、一部の商品の販売休止や調達先の変更などを余儀なくされるケースが相次いでいて、供給の不安定な状態が続く中、影響が広がっています。