来月2年ぶりの東京マラソン 開催なら全員に事前PCR検査で調整

来月、2年ぶりに予定されている東京マラソンは、大会1か月前に行うとしていた開催可否の判断を感染の急拡大を受けて一定期間、先送りしたうえで、開催に至った場合はすべてのランナーに事前の検査を行う方向で調整していることが関係者への取材で分かりました。

東京マラソンは去年、感染拡大の影響でいったんは開催を半年余り遅らせて準備を進めましたが、再び緊急事態宣言が出るなどしたため事実上、中止となっていました。

ことしは、来月6日に2年ぶりに開催が予定されています。

しかし、感染が急拡大していることを受けて、当初、大会1か月前に行うとしていた開催可否の判断を一定期間、先送りする方向で調整していることが関係者への取材で分かりました。

開催に至った場合のランナーの参加条件はワクチンを2回接種しているか、PCR検査を行うとしていたこれまでの方針を変更し、すべてのランナーに事前のPCR検査を受けてもらい、陰性証明を求める方向で調整しているということです。

こうした対応について、主催者の「東京マラソン財団」は4日の理事会で決定する予定です。