北京「ゼロコロナ」政策でも感染確認 警戒続く 五輪まで6日

北京オリンピックの開幕まで6日となりましたが、北京市内では、わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策を続ける中でも新たな感染確認が続いていて、大会開催を盛り上げるイベントが中止されるなど警戒感が高まっています。

来月4日の北京オリンピックの開幕に向けて、北京の中心部では大会のエンブレムなどをあしらった飾りつけが行われ、国営テレビも連日、準備の状況を詳しく伝えるなど、開幕ムードを盛り上げています。

一方、今月15日に初めてオミクロン株の感染が確認された北京では、28日、新型コロナウイルスへの感染が新たに5人確認され、感染者数は無症状者を含め80人を超えました。

北京市内の公園には、大会を盛り上げるイベント用の特設ステージが設置され、公式マスコットの「ビン・ドゥンドゥン」や、開幕までの日数が表示された掲示板も置かれていますが、周辺で感染確認が相次いだため予定されていたイベントは中止され、訪れる人も少ない状況です。

孫と一緒に公園を訪れた女性は「カウントダウンの掲示板を見て心を動かされました。人が少なく寂しいですが、感染状況を見るとしかたがないと思います」と話していました。

わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策がとられる中、感染が確認された地区では、地元当局が住民にPCR検査を繰り返し受けるよう求めるなど、大会の開幕を前に警戒感が高まっています。