株価 一時900円超値下がり 米FRBの金融引き締め急ぐ姿勢受け

27日の東京株式市場、日経平均株価は午後に入っても下げ幅が拡大し、前日の終値より、一時900円以上値下がりしました。

アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が、26日の会合のあとの会見で金融引き締めを急ぐ姿勢を明確にしたことを受けて、投資家の間で世界経済の回復傾向にマイナスになるという懸念が強まって、全面安の展開となっています。

アジアとオセアニアの株式市場でも大きく株価下落

また27日のアジアとオセアニアの株式市場でも売り注文が広がり、多くの市場で株価は大きく下落しています。

日本時間の午前11時半時点の各地の代表的な株価指数は、前日の終値と比べて韓国でおよそ2.9%、香港でおよそ2.3%それぞれ値下がりし、大幅に下落しています。

また祝日明けのオーストラリア シドニーでは、25日の終値と比べておよそ2%値下がりしているほか、中国 上海では前日と比べておよそ1.1%下落しています。

市場関係者は「アメリカの利上げや市場から買い入れてきた資産を圧縮する『量的引き締め』が速いペースで進められれば、新興国の景気には悪影響が懸念されるとして、売り注文が広がっている」と話しています。