ガソリン価格上昇抑制へ異例の対策発動 石油元売りに補助金

およそ13年ぶりの高値となっているガソリン価格。政府が石油元売り会社に補助金を出して価格上昇を抑える対策が27日以降、全国のガソリンスタンドで適用されます。

レギュラーガソリンの小売価格の全国平均は今月24日時点で1リットル当たり170.2円と前の週に比べて1.8円値上がりし、13年4か月ぶりの高値となっています。

価格上昇を抑えるため政府は石油元売り会社に補助金を出す異例の対策を発動し27日以降、全国のガソリンスタンドで適用されます。

補助の額は1リットル当たり170円を超えた分と、元売り会社がガソリンスタンドに卸す際の卸売価格の値上げ分の合わせて3.4円分となっています。

元売り各社はこの分を引き下げた価格で全国のガソリンスタンドに卸すことになります。

補助金は灯油や軽油、重油も対象で、ガソリンの価格を基準にいずれも1リットル当たり3.4円分補助することにしています。

ただ店頭の小売価格はガソリンスタンドがそれぞれの経営判断で決めています。

製油所からの距離や、幹線道路沿いなど競争が激しい地域かどうかなどによって経営環境が異なり、補助分をすぐに小売価格に反映させない店舗がでる可能性も指摘されています。

経済産業省は各地のスタンドの状況を調査することにしています。