マイクロソフト 売り上げ過去最高更新 在宅勤務など進み好決算

アメリカのIT大手マイクロソフトの、12月までの3か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響が長引く中、在宅勤務を組み合わせた新しい働き方が定着したことを背景にクラウド事業が好調だったことなどから、売り上げが過去最高となりました。

マイクロソフトは25日、2021年10月から先月までの3か月の決算を発表しました。

売り上げは517億2800万ドル、日本円で5兆8700億円あまりとなり前の年の同じ時期から20%増えて四半期としては過去最高を更新しました。

また最終的な利益は21%増えて187億6500万ドル、日本円にして2兆1200億円あまりとなりました。

この背景には新型コロナの感染拡大の影響が長引く中、出勤と在宅勤務を組み合わせた新しい働き方が定着し、ソフトウエアやデータを外部のサーバーで管理して使うクラウド事業が引き続き好調だったことがあります。

マイクロソフトは1月、人気ゲームを手がけるアメリカの企業を日本円で7兆円を超える巨額で買収すると発表し、インターネットの次の形とされる仮想空間、メタバース事業の拡大も目指していて、IT各社との間で競争が激しくなりそうです。