自衛隊基地に初めて米軍無人機「MQ9」配備へ 鹿屋基地を検討

海洋進出の動きを強める中国を念頭に、警戒監視態勢を強化するため、日米両政府は、アメリカ軍の無人機を初めて自衛隊の基地に配備して運用する方針で、鹿児島県にある海上自衛隊の鹿屋航空基地に配備する方向で検討しています。

日米両政府は、今月7日に行われた外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」で、南西諸島などで海洋進出の動きを強める中国を念頭に、両国の施設の共同使用を増やしていくことで一致しました。

これを受けて、日米両政府は、警戒監視態勢を強化するため、鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊の鹿屋航空基地にアメリカ軍の無人機を配備する方向で検討しています。

具体的には、無人機「MQ9」を7機程度配備し、アメリカ軍の関係者が100人規模で運用や整備にあたることが想定されています。

アメリカ軍の無人機が自衛隊の基地に配備されるのは初めてで、日米両政府は、来月にも担当者が基地を訪れ、格納庫や宿泊施設などの状況を調査したいとしています。

防衛省は近く、地元の市長にこうした内容を説明し協力を求める方針です。

鹿児島県知事「しっかりとした説明を」

鹿児島県の塩田知事は、NHKの取材に対し「県には何の話もなく、事実かどうかを含め、どういう状況か分からない。国には住民の不安を抱かないよう、しっかりとした説明をお願いしたい」と話していました。

鹿屋市「説明受けてから対応を検討」

また、地元 鹿屋市は「防衛省から、まだ説明を受けていない段階なので、現時点で具体的なコメントは差し控える。今後、防衛省から説明を受け、どのように対応するか検討する」とコメントしています。