週1回のPCR検査を5000人余の教職員の希望者に開始 大阪 八尾

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、大阪 八尾市は子どもへの感染を防ごうと、小中学校や保育園などの教職員を対象に、毎週、PCR検査を行う取り組みを始めました。

対象となるのは八尾市内の小中学校や保育園など186の教育施設で働く合わせて5000人余りの教職員で、希望する人に週に1回PCR検査を行います。
初めての検査が24日行われ、このうち市内の認定こども園では、保育士5人が看護師のアドバイスを受けながら綿棒を口に含み、専用のキットを使って検査を受けました。
検体は民間の検査機関に送られ、遅くても翌日までに結果が判明するということです。

子どもへの感染拡大にともない、市内の学校では今月に入って休校や学級閉鎖などが相次いでいて、市は新たな感染確認が減る傾向になるまで、当面この取り組みを続けたいとしています。

八尾市こども施設運営課の阪本聡史課長は「子どもたちの安全な教育環境を確保するため迅速に対応していきたい」と話しています。