北京五輪 外部と接触避ける“バブル”で33人が新型コロナ陽性

北京オリンピックの大会組織委員会は、23日、関係者と外部の人との接触を避けたいわゆる「バブル」の中で、これまでに33人が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたと発表しました。陽性となったのは、いずれも選手やチーム関係者ではないということです。

来月4日に開幕する北京オリンピックの大会組織委員会は、23日、今月4日から22日までに行われた新型コロナウイルスの検査の結果を公表しました。

それによりますと、大会の関係者と外部の人との接触を避けたいわゆる「バブル」の中では、これまでに行った33万6421の検査で33件の陽性が確認されたということです。

陽性となったのは、いずれも選手やチーム関係者ではないということです。

また、22日までに2586人の大会関係者が国外から現地に入ったということで、北京に到着した際の空港での検査では、39件の陽性が確認されたということです。

大会医療専門家会議「感染拡大ゼロを目標とする」

大会の医療専門家会議で座長を務めるマクロスキー博士は、「バブル内のコロナ対策は機能している。感染ゼロではなく、感染拡大ゼロを目標としていく」と話していました。