NYダウ 6営業日連続下落 インフレ抑制の金融引き締めに警戒感

21日のニューヨーク株式市場は、インフレを抑制するための金融の引き締めのペースが速まることへの警戒感に加えて、企業業績の先行きへの楽観的な見方が後退したことから、ダウ平均株価は6営業日連続の値下がりとなりました。

21日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて450ドル2セント安い3万4265ドル37セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは6営業日連続で、値下がりの幅は6日間で2000ドルを超えました。

来週、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融政策を決める会合を開くのを前に、インフレを抑制するための金融の引き締めのペースが速まることへの警戒感が出ていることに加えて、ネットフリックスなどの動画配信大手を中心に企業業績の先行きへの楽観的な見方が後退したことから売り注文が膨らみました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も、2.7%の大幅な下落となりました。

一方、ニューヨーク原油市場では、アメリカの原油の在庫が増加に転じたことなどから、国際的な原油の先物価格が一時、1バレル=82ドル台まで下落しこのところの上昇傾向にひとまず歯止めがかかっています。

市場関係者は「FRBが金融の引き締めを急げば景気の回復が鈍るのではないかという観測も出ていて、金融政策が焦点となっている」と話しています。